脳動静脈奇形と闘う

皆さんこんにちは。俳優の間瀬翔太です。
僕は今年7月、仕事中に脳出血を起こし病院へ行きました。
そこで【脳動静脈奇形】と診断され、その日に入院し2週間後に手術しました。

脳動静脈奇形とは先天性の病気で、脳の動脈と静脈が生まれつき合体していたりする10万人に1人の難病です。
動脈と静脈は細さや血液の流れる量も違うので、それが合体していると脳出血率が高くなります。

つまり脳動静脈奇形は、くも膜下出血などの原因にもなるのです。
現在日本では、2019年7月1日から、小児だけ脳動静脈奇形が難病指定されるようになりました。
でも、成人の脳動静脈奇形は難病指定されていません。

この難病は、タバコを吸っているからとか、酒を飲み過ぎたからとか、食生活が悪いからとかで掛かる病ではありません。

あくまで先天性。つまり「生まれつき」なんです。

そして脳動静脈奇形で脳出血を起こす確率は年間で約2%です。

若ければ若いほど脳出血の確率が低いですが、それでも脳動静脈奇形が原因で子供の脳出血は起こります。 長く生きていれば生きているほど、成人は脳動静脈奇形が原因による脳出血の確率は上がります。

僕は手術を経て、難病に打ち勝ち、病気を克服し、回復途中ではありますが、自分が治ったから良い、で終わらせたくないと思っています。

これから「脳動静脈奇形」のことや、それにまつわる色々なことを発信していきたいと思っています。 応援よろしくお願いします。

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